私は令和4年度、プリセプターとして新人教育を行いました。プリセプティの入職前から準備教育の研修に参加して新人看護職員研修制度について学び、他のプリセプターと協力して新人教育の準備を行いました。
プリセプターとして私が大切にしていた事は、プリセプティとコミュニケーションを取ることです。入職当初のプリセプティは緊張や不安から顔が強ばり、患者さんへの声かけがぎこちない様子が見られました。私はプリセプティと積極的にコミュニケーションを取り、精神的なサポートができるように努めました。プリセプティは徐々に職場の雰囲気に慣れ、患者さんへ看護ケアを実施する時も笑顔で声かけができるようになりました。
重症な患者さんと関わることも多くあり、学ぶ事や覚える事がたくさんある中でプリセプティは戸惑うことも多くあったと思います。少しずつ経験を重ねて日々成長していくプリセプティの姿を見て、私は新人教育のやりがいを感じる事ができました。今後もプリセプティが看護師としてレベルアップしていけるようにサポートしていきたいと思います。
私は、令和4年4月に入職し、中央手術室に配属となり、3ヶ月間新人看護職員研修を受けました。
Ⅰ期では、病棟で基礎看護技術を学びました。Ⅱ期ではローテーション研修が行われ、それぞれの部署の特色や看護技術を知り、自部署以外についても理解を深めることができました。Ⅲ期からは、中央手術室での研修が始まり、まずは、先輩に追従しながら業務を学んでいきました。そして、説明を受けたあと、手術で使用する器械を見ながら名前を覚えたり、手術の手順を聞いて、先輩と一緒に手術介助にはいっていきました。手術後には、先輩と振り返りを行い、不明な点についてアドバイスを受けながら、次の課題や目標を決めて、経験を重ねることで、担当できる手術が増えていきました。
まだまだ覚えることもたくさんあります。先輩たちとコミュニケーションをとりながら頑張っていきたいと思います。
私は、プリセプターになると決まった時、自分がプリセプティだった頃を思い出してみました。プリセプターは、常に私のことを気にかけてくれ、何でも相談できる存在でした。社会人1年目で、慣れない環境で不安な状況の中、気にかけてくれる存在がいるということは、とても心強く安心して仕事に取り組むことができました。
自分の経験も重ね、私はプリセプティの心の支えになりたいと強く思いました。プリセプティが不安なときは寄り添い、出来ていたことは褒め、出来なかったことは振り返りを行い、今後の対策を一緒に考えていく機会をつくるなど、積極的にコミュニケーションをとるよう心がけました。日々接していく中で、表情も明るくなり、プリセプティから相談してくれるようになり、信頼関係を築けることができたと思います。
新入職の看護師を育てていくのは、プリセプターだけではありません。時には、看護師だけではなく、医師やコメディカルの支えも大切です。私自身が悩んだ時に、相談できる体制が整っていて、アドバイスを受けられました。プリセプティの指導を通して、自分自身も学び直す機会となり、成長できたと思っています。
担当したプリセプティも2年目になります。仕事内容が広がり、積極的な姿をみると、成長してくれているなと感じます。「~さんできていたよ」とプリセプティの成長を聞くことが、私にとって大きな支えになっています。互いに支え合いながら、互いに成長していきたいです。
私は令和4年4月に入職し、循環器病棟に配属となりました。入職して3ヶ月はⅠ、Ⅱ、Ⅲ期に分かれた研修が行われました。
Ⅰ期の看護技術研修は、コロナ禍で学生時代に実習が十分にできず不安を抱えていた私にとって有意義な研修となりました。Ⅱ期のローテーション研修では他部署を見学することで各病棟・部署の特徴や患者さんの疾患について理解を深めることができました。Ⅲ期からは配属先の病棟で患者さんの受け持ちを始めました。軽症の患者さんを少人数受け持つことから始めることで患者さんとの関わり方、基本的な循環器看護の視点を学ぶことができました。そして徐々にステップアップしていき、開胸術後の患者さんや人工呼吸器を装着している患者さんを受け持てるようになりました。
病棟ではプリセプターをはじめとする先輩方が新人1人1人に合った指導をしてくださり、「分からないことがあればいつでも聞いてね。」と声をかけてくださいました。そのため看護や患者さんの病態で不安や疑問が生じた際はすぐに相談でき、安心して看護ができています。
先輩方のように思いやりのある看護ができるようこれからも日々努力していきたいと思います。