細胞診断と比較すると、より侵襲性の高い手技(内視鏡、生検、手術など)によって採取された検体を対象としています。細胞の形態だけでなく、その細胞が形成する構造も観察しやすいため、より正確な診断を下せることが多いです。
手術前に病変の良悪性がわからなかった場合や、病変が取り切れたかどうかの確認、転移の有無などを評価するために、手術中に実施する病理診断のことです。診断結果がわかり次第、執刀医に連絡され、その場で手術の方針が決定されます。
ご遺族の承諾のもとに、病死された患者さんのご遺体を解剖させて頂くのが「病理解剖」です。生前の診断は正しかったのか、どのくらい病気が進行していたのか、治療の効果はどれくらいあったのか、死因は何か、といったことを評価することができます。
日本病理学会認定病院
日本臨床細胞学会認定施設
病理医 | 6名 |
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日本病理学会認定病理専門医 | 1名(常勤)、5名(非常勤) |
日本臨床細胞学会認定細胞診専門医 | 1名(常勤)、2名(非常勤) |
臨床検査技師 | 7名 |
日本臨床細胞学会認定細胞検査士 | 5名(常勤) |
認定病理検査技師 | 0名 |
痰、尿、胆汁、胸水、腹水、脳脊髄液といった検体中に出現している細胞や、直接病変部を擦って得られた細胞などを対象としています。採取された細胞の形態について顕微鏡で評価し、良悪性の診断を下しています。