外科(肝胆膵)

診療案内

診療内容


肝臓

肝臓外科の主な対象疾患は、原発性肝癌、転移性肝癌です。原発性肝癌は肝細胞癌と胆管細胞癌がありますが、肝細胞癌はB型、C型肝炎、それに起因する肝硬変が併存していることが多く、手術に耐える肝機能が確保されていなければなりません。
肝腫瘍の治療は、肝動脈を介しての治療、肝臓を穿刺してのラジオ波治療、外科的切除がその3本柱で、病変の状態と肝機能や年齢などを考慮し、肝臓内科と肝臓外科が治療方針を話し合い患者さんに提言します。
転移性肝癌のうち、特に大腸からの転移は切除すると予後の改善が期待されます。
切除可能な転移性肝癌に対して積極的切除の方針をとっています。


胆道

胆石
胆道疾患の代表は胆石と胆嚢炎です。どれくらいの炎症を起こしたかにより、重症度は様々です。
腹腔鏡下に容易に胆嚢を摘出できる場合と、開腹で手術しても困難なこともあります。
軽症のものはより低侵襲に、重症なものは合併症を起こさないように処理することを心がけています。
胆石も胆管の本流にできますと黄疸や胆管炎をおこし、重症度と緊急性が上昇します。
黄疸、肝機能障害、胆管炎、胆石性膵炎を引き起こした胆石は特に胆膵内科との綿密な連携が必要で、当病院はその連携がうまくできています。
内視鏡的処置、経皮経肝的処置、外科治療の組み合わせで対処します。
胆道癌
当病院で治療する胆道癌の患者さんが増えています。胆管は、上流が肝臓で下流は膵臓と十二指腸です。また、胆管は門脈、動脈と一つの束の中を走行しますのでこれらの脈管と隣接関係にあります。
胆管の手術は肝臓、膵臓、十二指腸、門脈、肝動脈に関与し、複雑な手術です。
肝門、上部の胆管癌は肝臓とともに、下部の胆管癌は膵臓、十二指腸とともに切除することになります。

膵臓

膵臓の腫瘍は、頭部、体尾部と分けて捉えます。体の右側、胆管や十二指腸に近い側が頭部、体の左側、脾臓に近い側が体尾部です。
下部胆管癌、膵頭部、それと十二指腸乳頭部(胆管、膵管の十二指腸開口)にできた癌に対しては、膵頭十二指腸切除を行います。
胆管、膵臓、消化管の3系統を切除し、再建する手術です。
膵頭部癌と体尾部癌のいずれも、膵臓癌は予後不良です。胆膵内科、糖尿病内科などと協力して、できるだけ早い時期に膵臓癌を診断し切除を行い、膵臓癌から治癒する人を増やしたいと考えています。


特徴


肝 胆 膵

消化器外科は胃、大腸の外科が代表的ですが、それに加えて食道外科、肝胆膵外科部門があります。
消化管から吸収された栄養は門脈系血管を通り肝臓に流れ、横隔膜を超えて心臓を経て全身に回ります。一方、肝臓からは胆汁が分泌され、胆管を通じて十二指腸に注がれます。
膵臓は十二指腸と肝臓の間にあり、胆汁とともに十二指腸に膵液を送る外分泌、また門脈にインスリンなどのホルモンを送り込む内分泌を行っています。肝胆膵外科は、これら肝臓、胆道、膵臓、十二指腸それと脾臓を扱う外科として位置づけられます。


肝胆膵外科の目指すもの

  • 膵頭十二指腸切除または肝切除を行う肝臓がん、膵臓がん、胆道がんの手術は難易度、危険度が高く、これらを安全に施行し、少しでも多くの患者さんを癌から救う事が肝胆膵外科の目指すところです。
  • 胆石疾患を低侵襲に治す。

診療体制

胆石症に関しては、消化器外科医師が対応します。消化器外科医は現在10名です。
肝胆膵腫瘍に関しては、肝胆膵担当の医師2名および研修医1名が担当しています。


診療科・部門の案内

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受付・診療時間 受付・診療時間

休診日

土・日曜日・祝日・年末年始

電話番号

0270-25-5022

交通アクセス 交通アクセス

〒372-0817
群馬県伊勢崎市連取本町12番地1

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